倉敷市立粒江小学校「児童生徒の主体的な活動」の取組

○ねらい
 家庭学習において児童の自主性を育てる。 

@ 児童が立ち上げた「自主勉パワーアップ週間」
 5・6年生児童による運営委員会が、「自主勉パワーアップ週間」の取組を企画・立案し、家庭での自主的な学習を全校に呼びかけた。児童の手で作成された「自主勉がんばりカード」は低・中・高学年用にそれぞれ用意され、色ぬりをしたり友達と見せ合ったり教師からの一言が記入されたりと、各クラスで様々に活用された。参観日などに掲示して、家庭でも話題になるよう働きかけた学級もあった。また、自主勉ノートについては、特に努力した点や工夫が見られるものを廊下などに並べたり昼の校内放送で紹介したりするなど、高学年児童が計画的に活動した。低学年児童も自主勉ノートを見せながら、頑張ったところややってよかったと思えることなどをインタビュー形式で話すなどして、「自主勉は楽しくて自分のためになる。」というメッセージを全校に伝えた。
 教師の側からは、学級、学年だより等で、「自主勉ノートに必ず目を通してほめてあげてください。」と保護者に伝え、児童の活動が更に活発になるように支援した。


参考資料>>>自主勉がんばりカード 
自主勉強ノート 写真「インタビュー映像」(PDF)

○成果
 この取組が始まる前と比べて、明らかに「自主勉を頑張ろう」という意欲が高まった。「自主勉がんばりカード」の枚数が増えることを喜んだり、内容を工夫したりする児童が多くなった。「その日の自主勉強のめあてを考えること」「振り返りのコーナーを設けること」「絵や図で示して分かりやすくすること」「その日の復習をすること」「算数の教科書の問題を最初から解いてみること」「時間を計りながら進めること」「テストで間違ったところをもう一度ノートに書いて覚えること」「苦手な教科を選んでやってみること」等々、様々な工夫が見られた。昼の校内放送で、「自主勉ノートの達人」として紹介された児童が、「中学校に入学したら中間考査や期末考査に備えて勉強するそうなので、その練習になった。」(6年生)、「漢字テストでよい点が取れた。」(3年生)、「おうちの人にほめられた。」(1年生)などと感想を述べたことも、全校を巻き込んでの意欲の高まりの一助となったと思われる。