和気町立和気中学校「児童生徒の主体的な活動」の取組

○ねらい
 生徒会活動のより一層の充実

 ① 「和気中日本一のための3か条」の具現化の推進
  本校が平成18年度から掲げている、
  「和気中学校日本一のための3か条」
  「伝えよう! 笑顔のあいさつ 日本一」
  「磨こうぜ! 床も心も 日本一」
  「響かせろ! 我らの歌声 日本一」
の実現を目標に、「ハピスマ」「整美レンジャー」「歌うんジャー」の3つの組織を生徒会執行部が中心となって立ち上げた。これらはすべて有志による参加で、主に校内で活動しているが、「整美レンジャー」は地域での活動も行っている。

参考資料
>>> 資料㉒


② ハピスマ 
  授業前後や廊下でのあいさつを率先して行い、活気のある学校にしていこうとする組織である。「ハピスマ」は「ハッピースマイル」の略である。2週間に一度、月曜日の登校時と下校時に正門に立ち、登下校中の生徒をあいさつで迎え、あいさつで見送るという活動もしている。

参考資料>>> 資料㉓ 


③ 整美レンジャー  
  毎日行う清掃活動を先頭に立って行い、学校の美化に努める組織である。「ピカ☆ボラ」というボランティア活動も年に3回行っている。「ピカピカボランティア」の略で、生徒会執行部が中心となって企画し、希望者を募り、担当場所の設定、人数の割り振りを行い、3回のうち2回は学校のそばを流れる金剛川の河川敷や学校周辺の溝などのゴミ拾い、学校内の清掃を行う。もう1回は、地域にあるデイケアセンターなどの福祉施設での清掃の手伝いや、利用者の方との交流を行う。
 毎回、全校生徒の3分の1にあたる100名程度の参加があり、生徒の活躍の場となっている。

参考資料>>> 資料㉔ 


④ 歌うんジャー  
  笑顔と大きな声で率先して歌を歌い、活気のある学校にしていこうとする組織である。特に本校では、誇りをもって、大きな声で校歌を歌える集団を目指しており、その中心メンバーとして、学校全体を引っ張っていく役割を担っている。
 「木(もく)うた」と呼ばれる、木曜日の朝の会で校歌を歌う際や、生徒集会時には最前列で歌う。
 また、新入生歓迎のため対面式及び卒業式で歌う「Believe」の練習も、パート練習から完成までを「歌うんジャー」の指導で行っている。

参考資料>>> 資料㉕ 


⑤ 学校行事の充実と創意工夫 
 ア 飛翼大会(体育会)
 本校の体育大会は、「飛翼大会」と命名されている。これは平成13年度に全校生徒から名称を募集し、体育委員会で検討されたもので、「中学生らしく、力強く、空を駆けめぐる鳥のように羽ばたこう」という思いを込めて決定したものである。特色としては、全校生徒による「円陣」。各学年の3クラスを縦割り構成にしての「応援合戦」。「飛翼行進」と言われる入場行進等である。
 また、集団での活動が苦手な特別支援学級の生徒も、係をもって責任を果たし、通常学級の中で演技をし、成功体験を増やす機会としている。

イ 翔輝祭(文化祭)
 今年で第18回を迎える本校の「翔輝祭」は、平成10年度の生徒会執行部が「生徒一人一人が未来へ羽ばたき輝いてほしい」との思いを込めて名付けた文化祭である。生徒会執行部が中心となって企画・運営を行い、1日目には総合的な学習の時間の発表、2日目には合唱コンクール及び3年生による人権劇のクラス発表を行っている。全校生徒がそれぞれの役割をもって取り組んでいる。毎年、「翔輝祭」の最後を飾る全校合唱では、すべての生徒が一つになって歌い、満足感・達成感を得ることができる。
● 2日開催及び人権劇(3年生)のための時間確保が厳しい。

参考資料>>> 資料㉖資料㉗


⑥ 専門委員会活動の充実と活性化 
 ア 「岡山スマホサミット2016」への参加
 イ 「鍵かけコンテスト」への参加
 平成27年度の岡山県警主催の取組に参加し、施錠率上位16位に入賞し表彰された。本年度も参加している。交通委員会活動として、「校内鍵かけコンテスト」を実施している。

参考資料>>> 資料⑬資料⑮ 


⑦ 心理検査を活用した学級経営 
  主にhyper-QU、人権アンケートの実施と分析、エンカウンターを通した人間関係づくり、学校行事を中心とした人間関係づくりに重点を置いて取り組んだ。

参考資料>>> 資料㉗ 


⑧ 集団づくりの推進 
 ア 人権月間(6月・11月)
 イ 人権アンケートの実施
  ○ 人権アンケートの活用
 ウ 学級人権宣言
 エ メッセージリレー
 クラスの友達に感謝の気持ちをカードに書いて伝え、それをつなげていくものである。これをクラスに掲示することにより、普段なかなか言えない感謝の気持ちを伝え合うことができた。
 オ 人権劇
 3年生は人権をテーマにした人権劇をクラスごとに発表し、「翔輝祭」の目玉の一つになっている。この劇を楽しみに参観する方も多い。この人権劇は夏休み中から準備が始まり、テーマ、シナリオ、配役を決定し3か月ほどかけて取り組んでいく。

参考資料>>> 資料㉘資料㉙ 



○成果
 ・⑤ア(体育会)では、協力と認め合いの心が育まれ、一人一人の中に集団への帰属意識や信頼感が生まれるとともに自己有用感が高まると考える。 
  また、「飛翼大会(体育大会)」を通して、互いの頑張りを認め合い、ともに作り上げたという思いをもたせることで、個々に達成感が得られ、その後の学校生活を前向きに取り組むことができている。
 ・⑤イ(文化祭)では、互いの頑張りを認め合い、心を一つにして合唱をする姿に、毎年地域の方や保護者からも大きな拍手をいただいている。
  また、長期に渡るイベントであり、大変な苦労も多いが、クラスの一体感を高めることができ達成感も大きい。1・2年生は3年の姿を見ており、「3年生になったら人権劇を発表する」ということが大きな目標にもなっている。選ばれるテーマは「いじめ」「平和」「戦争」「同和問題」などである。最優秀賞に選ばれたクラスは、12月に行われる「和気町人権尊重のまちづくり推進大会」で人権劇を上演し、地域啓発に貢献するとともに、本校の人権教育取組を広報する絶好の機会になっている。




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