瀬戸内市立行幸小学校「児童生徒の主体的な活動」の取組

○ねらい
 体験活動や話合い活動の充実を図ることにより、達成感や成就感をもつことができるようにする。

 @ 学年目標の共有(Beingの手法で)
 年度当初、国立吉備青少年自然の家から講師を招き、Beingの手法を用いて、学年目標の言葉の意味や様子を話し合って共有したり、目標達成のために必要な行動やこれを阻害する要因を模造紙に書き記したりして、学級づくりのイメージを具体的にとらえていく活動を行った。

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学年目標共有の取組(Being)の様子

A 長期宿泊体験(平成26年度の実践)
 平成26年度は、毎年中学校区の3小学校が合同で行う1泊2日の海事研修を実施した後、行幸小が単独で旧吉川中学校グラウンドを借りて2泊3日の防災体験をした。メインの活動はテントを設営しての野外宿泊と野外炊事。テント設営の仕方は敢えて指導せず、大人の示範モデルから自分たちで考えて取り組むようにした。

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2泊3日防災体験等の様子活動の振り返り(Being)

 B 長期宿泊体験(平成27年度の実践)
 平成27年度は、中学校区3小学校が合同で3泊4日の全日程を渋川で行った。メインは、渋川海岸から堅場島を一日かけて往復するロングカッターと3校の児童が入り交じった班編成での活動。カッター以外の活動と生活を全てこの班で行動した。

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H27長期宿泊体験の概要

C 学年目標の達成度の共有(Being)
  年度当初に作成したものを、長期宿泊体験中だけでなく、年間の様々な行事や取組のたびに達成度の確認に活用した。できたところやできなかったところ、新たに課題となったものなどを書き加えていき、その時々の学級の状態を学級全体で共有していった。


○成果
 困難な状況を克服する経験を積み重ねることと、その成果を目に見える形で共有することで子どもたちの表情に変化が見えるとともに、行動にも積極性が出てきた。
 平成27年度の学力・学習状況調査の結果では、児童質問紙の「ものごとを最後までやり遂げてうれしかったことがある」「難しいことでも失敗を恐れないで挑戦している」「自分にはよいところがあると思う」の項目すべてで、県や全国の平均を超える値を示した。
 また、「生きる力」を測定・分析する「IKR調査」では、長期宿泊体験前と一定期間後を比較し、全てのカテゴリーで数値の上昇が見られた。特に「心理的社会的能力」の向上については有意差が見られた。

参考資料>>>
IKR調査の分析



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