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小学校図画工作研修講座
過去の研修講座の様子
【平成21年度】
日 時 内         容 様 子 等
平成21年
7月27日(月)
「新学習指導要領の改訂に向けて」
  岡山県総合教育センター  指導主事   川西  隆

表現と鑑賞を一体化させた図画工作科の授業づくり
  倉敷市立帯江小学校    教   諭   木谷 秀史
○研究の概要説明
1 五つの鑑賞パターン
 @ 目的に合わせた教具・教材集めの段階での鑑賞
 A 学習過程「導入」段階での鑑賞
 B 学習過程「表現活動」段階での鑑賞
 C つくった作品、身の回りの作品、美術品・工芸品の鑑賞
 D 実社会・実生活の中で生きてはたらく鑑賞
2 「みてみてタイム」と教師のかかわりの充実
 ・ 児童が語りやすい雰囲気づくりのための場設定や人材活用
 ・ 具体物を使った話し合い活動
 ・ 造形的な特徴や材料の使い方に気づきやすくするためのワークシートの活用や資料提示の工夫、板書の工夫
○演習「ランプの世界へようこそ」 

 図工は前向きな子どもを育てている教科。「いい作品とは何か」がぶれないことが大切。自分が表現したいことや思いがはっきりしている作品づくりを!。

講師の木谷先生


実践の紹介場面
平成21年
8月
4日(火)
「新学習指導要領の趣旨を生かした図画工作・美術科の授業作づくり」
  文部科学省初等中等教育局  教科調査官  村上 尚徳

 午前は、新学習指導要領改訂のポイントや授業づくりのポイントについて、全国の小・中・高等学校の実践事例をプレゼンでご紹介していただきながら、とても分かりやすい説明でした。
 午後は、実際に図画工作と美術の題材を取り上げ、新学習指導要領改訂の趣旨を生かした授業案や授業の流し方についてグループごとに検討し、小・中・高等学校の学校種を越えて交流しあいました。新設の共通事項や言語活動を踏まえた授業づくりについて検討した一部を紹介します。
小学校図画工作科  A表現(2)、B鑑賞
        「世界にたった一つのきらきらトロフィー」
中・高等学校美術科 A表現(1)(3)、B鑑賞
        「立体による自己の探求」

付箋を使って題材検討


校種を越えた交流場面
平成21年
8月6日(木)
「工作に表す活動の指導について」
  岡山県総合教育センター
       指導主事   川西  隆
「思い入れを育てる工作教材の提案」
  瀬戸内市立邑久小学校
       教   諭  藤井 愛子 
 作品に愛着をもつ子どもの姿を目指して、実践紹介や実際の演習を通して工作教材の指導について研修しました。
 藍染め体験では、染め上がった作品の輪ゴムをはずすと素敵な模様が現れ、「ワー」っと歓声が上がりました。
 簡単な野焼きの仕方や、金属鋳造の紹介をしていただくなど、充実の一日になりました。
 小学校の工作は、中学校技術家庭科の技術分野にも接続している大切な領域です。

【午前】
○「藍染め」の授業と演習
○「野焼き」の授業
 
【午後】
○「備前焼鑑賞」の授業
○「紙工作〜ペーパータワー〜」の授業と演習
○「メダルをつくろう(卒業制作)」の授業

  @藤井先生の藍染め実演

B水洗い。あら,不思議、緑色から藍色へ
A割り箸やビー玉で模様をつけて染めました


C素敵なランチョンマットが完成しました


Dペーパータワー みんなで工夫し高く!高く!
平成21年
8月10日(月) 
「実践力アップの題材に挑戦!」
 岡山大学教育学部附属小学校 教諭 戸川 倫通
                         辻    竜
【午前】
○説明「新学習指導要領改善のポイント」
○演習「光のおくりもの」A表現(2)、B鑑賞
○説明「言語活動の充実」

【午後】
○演習「木材工芸〜かぎ・ほぞ・だぼでパズルをつくろう〜」
 

テーマは「世界最強!」
感じを出すために・・
「ほぞつぎで背びれをぎざぎざにしたり、足に爪をつけたりしたよ」
平成21年
8月20日
(木)
「俵屋宗達との出会い〜国宝・風神雷神図屏風と授業づくり〜」
          岡山県立美術館  学芸員   岡本 裕子
 岡山県立美術館を会場に建仁寺所蔵の名宝展から国宝・風神雷神図屏風を取り上げ、小・中・高等学校の鑑賞の指導についての研修を深めた。詳細については次のとおりです。
1 作品を「みる」とは
 (1)アートゲーム1 「○×クイズ」
   10枚の絵を3つの条件で当てるゲーム
   ex.「子どもはいますか?」「女の子ですか?」「屋外ですか?」
 (2)アートゲーム2 「読み札カルタ」
   とる→読み札づくり→とる
   「国語の力が必要では?」に対して「小学生でも形や色に着
  目してみよう!で十分つくれます」
 (3)ビジュアルシンキング「風神雷神図屏風(俵屋宗達)」
 (4)「みる」について
   何も学ばずに「みる」のと、「みる」ということを学んだり体験した後「みる」のとでは効果は大きく異なります。
2 俵屋宗達と風神雷神図屏風〜日本美術の特徴〜
3 授業づくり〜グループワークで〜
4 授業案の発表と小中高の連携について考える
 <小学校のグループから>
  ・雷の音、風の音を聞かせ、五感や生活体験から導入。
  ・雷の絵、風の絵を描かせ実物に出会わせる。
  ・まず10秒見せて「どんな顔だった?」「もう少し見せようか・・」
   ゲーム的なところから深めていき最後に感想を書かせ発表。
 <中学校のグループから>
  ・大、中、小、表、裏の風神と雷神を用意し、レイアウトさせて    構図の効果に気づかせる。
  ・顔だけの鑑賞から入る
  ・カチューシャや手首、足首の輪など身近なところからの鑑賞
  ・別のキャラクターで立体表現させる
 <高等学校のグループから>
  ・芸術科としてどう扱うかを考える。
  ・音楽で表現したら?書道で表現したら?自分の選択科目の
   垣根をとって、個人やグループで自分たちなりの解釈で独創
   的な表現に置き換えてみる。
  ・美術も日本画だけでなく、デザインでは?彫刻では?
  ・最後に一斉形態で発表会の場を設ける。

 「○×クイズ」の様子
よーくみると、これかな?


「読み札カルタ」の様子
色や形の特徴から自作の読み札でカルタ取り!


 大迫力の「雲竜図」


風神雷神図屏風の鑑賞
 
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